2021 May

 

   
 
 

1870年、コニャック&ジェイ財団で知られる2人が建設したデパート、ラ・サマリテーヌ。ルーブル美術館とノートルダム大聖堂の間と言う絶好のロケーションに建つアール・ヌーヴォーとアール・デコが調和した記念碑的な建造物、学生だった頃はショッピングをした懐かしい思い出も。安全上の理由で2005年に閉店してから早くも15年が経ち、いよいよリニューアルオープンも真近・・・。

 

 
 

フランス歴史的記念物補助目録に登録されている保護遺産を修復しつつ、妹島和世氏率いるSanaaのデザインで生まれ変わったファサード。大胆かつ斬新な改修計画はパリ市の許可を得る段階で手間取り着工したのは2015年、その後は市民団体の反対で中断、更にコロナによるロックダウンで遅れに遅れようやくお目見えしたファサード、リボリ通りの渋滞も苦にならない。

 

 

   
 
 
 

改装のため長く閉館していたパリ市立近代美術館がリニューアルオープンしたのは2019年の秋、直後に世界を襲ったコロナのパンデミック。3回目のロックダウンが緩和されようやく訪れる。1937年のパリ万博の際に建てられ1961年に美術館としてオープンしたパリ市立近代美術館は1920年代から現代まで、キュビズムからシュールレアリズムを経て20世紀の美術史を辿ることが出来る。

 

 
 
Archi index

全館に漂う野暮ったい雰囲気のせいか来館者数が伸び悩んでいたこの美術館、今回の改装はフランス人の建築家h2oArchitectes
が手掛け開放的で明るいエントランスホール、縦に伸びるラインが強調されて高さを体感できる大空間に生まれ変わった。淡いグレーの空間に陽の光がいっぱいに差し込み気分まで開放的に・・・。

page top

home